柔道整復師としてこの道に入って40年、津島市で開業して30年以上になります。
お子さまからご高齢の方まで、地域の三世代の患者さまに通っていただいてきました。「ボキボキしない、やさしい施術」を基本に、痛みのある場所だけでなく、お話をよく伺い、全身をトータルに見ながら本当の原因を見極めることを大切にしています。
体のことだけでなく、保険のお手続きや交通事故のお悩み、ご自宅へお伺いする訪問リハビリマッサージのご相談など、幅広く対応しております。津島市・愛西市・弥富市・稲沢市・あま市・清須市・中川区の皆さまの健康を、これからも全力でサポートしてまいります。
交通事故にあうと、治療費とは別に慰謝料を受けとれます。でも「いくらもらえるの?」「どう決まるの?」は、わかりにくいですよね。
この記事では、津島市のアダチ鍼灸接骨院が、慰謝料の計算方法から増額のコツまで、できるだけやさしくまとめました。
- 慰謝料の3つの基準と、その差
- 自賠責基準の具体的な計算方法
- 通院ペースが慰謝料に与える影響
- 弁護士特約で増額できるしくみ
- 示談のタイミングの注意点
交通事故の慰謝料には3つの基準がある
まず知っておきたいのは、慰謝料の金額はどの基準で計算するかで大きく変わるということです。基準は3つあります。
| 自賠責基準 | もっとも低い。最低限の補償。 |
|---|---|
| 任意保険基準 | 各保険会社が独自に設定。自賠責とほぼ同等か少し上。 |
| 弁護士基準 | もっとも高い。過去の裁判例にもとづく。 |
同じケガ・同じ通院日数でも、弁護士基準なら自賠責基準の2倍以上になることも珍しくありません。この差は、知っているかどうかで結果が変わる大事なポイントです。
自賠責基準の計算方法
もっとも基本になるのが自賠責基準です。次の2つの式で計算し、少ない方が採用されます。
| 式A | 総治療期間(初通院〜終了)× 4,300円 |
|---|---|
| 式B | 実際に通った日数 × 2 × 4,300円 |
※令和2年4月以降の事故の場合。それより前は1日4,200円です。
具体的に計算してみる
たとえば、治療期間が90日、そのうち実際に通ったのが40日だったとします。
| 式A | 90日 × 4,300円 = 387,000円 |
|---|---|
| 式B | 40日 × 2 × 4,300円 = 344,000円 |
| 採用 | 少ない方の 344,000円 |
通院ペースで慰謝料が変わる理由
さきほどの式をよく見ると、大事なことがわかります。通うペースが少ないと、慰謝料も下がります。
式Bは「通った日数 × 2」です。痛いのに通院をへらすと、式Bの金額が小さくなり、結果として受けとれる額も減ってしまいます。
もちろん、無理に毎日通う必要はありません。つらい症状があるなら、我慢せず適切なペースで通う。それが、ケアの面でも補償の面でも大切です。
弁護士基準なら増額が期待できる
慰謝料をもっとも高く算定できるのが弁護士基準です。弁護士に示談交渉を依頼すると、この基準で交渉してもらえます。
- 使っても保険料は基本的に上がらない
- 慰謝料が弁護士基準になり、増額が期待できる
- 保険会社とのやり取りを任せられる
- 家族の一人が加入していれば、同居家族も使えることが多い
まずは、ご自身やご家族の任意保険に弁護士特約がついていないかを確認してみてください。ついていれば、使わない手はありません。
示談のタイミングに注意
示談とは、加害者側と最終的な賠償額に合意することです。ここで気をつけたいのが、示談は一度成立すると、やり直せないということです。
とくに、後遺症が残りそうなときは要注意です。症状が固定してから示談する、後遺障害の認定を受けてから進めるなど、順番が大切になります。判断に迷ったら、専門家に相談してください。
よくある質問
- 慰謝料はいつもらえますか?
- 多くの場合、治療がすべて終わって示談が成立したあとに、まとめて支払われます。治療中に受けとるものではありません。
- パートや主婦でも休業損害はもらえますか?
- もらえます。主婦(主夫)も家事を仕事とみなし、1日あたり一定額が補償されます。パートも収入に応じて計算されます。
- 通院交通費は請求できますか?
- できます。電車・バス代のほか、自家用車のガソリン代も距離に応じて請求できます。領収書や通院記録を残しておきましょう。
まとめ
- 慰謝料には自賠責・任意保険・弁護士の3基準があり、金額が大きく変わる
- 自賠責は2つの式の少ない方。1日4,300円が基準
- 通院ペースが少ないと慰謝料も下がる
- 弁護士特約があれば、増額が期待できる
- 示談はやり直せない。あせらず、痛みが残るうちは慎重に
慰謝料のしくみは複雑に見えますが、ポイントをおさえれば難しくありません。大切なのは、つらい症状を我慢せずきちんと通うことと、示談をあせらないことです。わからないことは、一人でかかえず相談してください。
このブログの記事は「安達友昭」が書きました。



